やるきと勇輝とコンブ汁。
2006年11月24日
昨日は勤労感謝の日でしたね。皆様いつもごくろうさまです。
しかし因果な職業飲食店はむしろ大忙しであります。
みんながお休みの日はまず休めません。
でも勇輝が休日の日は史が午後から仕事でもまったりゆったり過ごします。
朝一に電話があって「自転車を取りに来てください」と警察から連絡が。
パクラレタ自転車が発見され警察が取ってきてくれました。取られた時は
初体験で軽い人間不信になり泣きましたが神さんはやはり何処かにいるようです。
おかえり。諦めていたけどまたあえて嬉しい。
と気のせいか気持ち年をとってしまったかに見える自転車に労いの言葉をそっとかけました。
パンクしてしまって余計にかわいそうでした。
まっててね。お給料はいったら新しいタイヤ買いにいこうね。
そんなんで警察から帰ってきて勇輝もまだ寝ていたので史も2度寝。
おきたら3時。 あらイヤダ、もうすぐ仕事だわ。
はれぼったいまぶたでぼけっと準備をはじめます。
勇輝が店まで老ぐるまサンバーで送ってくれました。
忙しかったのと体調がかんばしくなかったからくてんくてんに疲れ果てました。
なので今晩はワラワラにいこうと思っていました。
冷たい雨がふってきました。
仕事を終えて迎えに来てくれる勇輝を待ってる間もじょんじょんと疲れが染み出てきて
あやうく行き倒れ、、まじかで勇輝がやってきました。
ありがとう、おつかれ、など交わした後勇輝がめづらしくもぞもぞと鍋の話をはじめました。
「今日は寒いから鍋を作って待っていようと思ったのだけど、、、、」
めずらしい。めったに作ってくれることはないので(オタクの旦那はやりにくいらしい。)
疲れていたしとても嬉しく感じていたら
「出汁ってなんだ?」
と。
疲れてぼーっとしている史は質問の意味がわからず、。
「出汁がわからねぇ・・・」
和風だったらコンブとかつおでしょ?
「かつおぶし、どこにあるのかわかんなかった。」
「で?」
「こんぶくせえ。」
「ネットで調べたりした?」
「した。だからこんぶもちゃんと沸騰前にとった。でなにいれていいかわかんないからちょろっとずつ
お酒いれたりしてみた。」
「何鍋?」
「まだなんも野菜もきってもねえ。」
「・・・」
「こんぶくせえ・・・」
帰って味みてなんとかなるようだったらちゃちゃっと鍋をつくりましょう。
そして料理パワーがもう今日は残っていない史は駄目そうなら明日お鍋にして
今日は笑笑にいきましょう。としました。
理想と現実の狭間でおたまを持ってぼけーっと鍋のまえに立ちふさぐ勇輝の姿が眼に浮かびました。
それはそれで愛情とせつないかんじがして風情がありました。
オウチについてすぐに鍋にいきました。
うすみどりいろの透明感あるしるです。
台所は冷蔵庫から出された鍋に切っていれたかっただろう野菜たちが陳列されています。
さあ味をみてみましょう。
におって、おたまでひとくち
・・・こんぶ汁でした。
海をのんでるようでした。こしがぬけて史台に座り込みました。
「・・・何枚コンブいれたの?」
「いつもみるコンブよりか全然ちっちゃいから4,5枚、、」
「うちの土鍋でこの水の量では1枚で十分です。」
「・・・しばらくしたらでっかくなってた。」
勇輝はおちよ風にあーれぇーとたおれました。
史もびっくりがっかりだつりょくでおたまを持った手もだらーん。
ワラいましょう。
一から教えていく約束をしました。
これじゃおもしろかったけど勇輝も史もかわいそうだ。
今日はそんなんで料理ではないけど、薄笑いのこばなしでした。
、なぜか飲みすぎあわもりのボトルを二人であけてしまいました。
また明日。
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