おせちときゃべつ。
2006年12月10日

手がガサガサ、ぱんぱんのまっかっかになってまいりました。
今まで、色んなお店に働いてきていて、色んな板前さんたちと出会って年末の御節地獄の話は聞いていたけれど
自分自身が体験するなんて、まったく想定外だったけれど、ききしにまさる大地獄。
今のお店は完全予約の数の制限アリ、で安い方高い方あわせて400個ぐらいの数。みんな金持ちだな。ウチではとても買えません。もう今の段階でほぼ完売状態らしい。 最近御節は作らずに買うっという傾向にあるみたいである程度名前が知られている料理屋さんはここぞってだしていますね。
家庭でお母さんが作った御節、、大切な日本文化だとおもうんだけどな。
少しやぶれて、ちょっと固めの黒豆、しょっぱいかなぁ、、くらいの数の子。
それらを作るお母さんの姿とか、オウチの味とか、手伝ったり、作る手間をたいへんだなあっておもったり、、それが家庭からなくなってしまうのはとても寂しい気がします。子供心にワクワク年越しの忙しさと年明けての楽しみなおせち料理は大イベントだったから。
でも色々な事情があるんだろうから仕方がないんかもしれないけど。。
なんか腑に落ちないな。 自分を棚にあげて、、だけれど。史は作りませんというかつくれません。
だって30から徹夜で31を迎え、、じかんがねぇ!
一応史も参加しました、ってことで茶屋の御節のあまりもんを貰ってきて我が家の御節にする予定。な次第でございます。言っていることとやっている事がともなってなくてすみません。
そんなわけで地獄のおせち。ダンボールに何十本も入った長いもをゼーんぶ皮むき、長さをそろえて切り、両端をおとして四角くきり、その後で羽子板の型抜きで抜いてゆく。
いつもは簡単な作業をたらたら長くかいてしまう、っと悩んでいるけど、これはその反対。書くのは簡単。されどじっさいはきつい。
抜く数500くらい、それに行き着く行程だけでも1時間はかかる。一時間長いもまみれになっていると手、腕が長いもまみれですさまじくかゆくなる。しかしやらなきゃ終わらない。だれも助けてはくれない。ゴム手袋はつるんつるんだから使えない。。。
自分との格闘。限界まで我慢して作業を早く終わらすべく必死でこなす。でももう気が違ってしまう!
って時にシンクで手を洗って、酢でバシャバシャ。掻いたら終わりなので自制のみ。
ひとりでぶつぶつ
「あ~あ~もう無理。頭がおかしくなる。。。!」
やっとすべて終わった時はやっともう触らなくても良いという感動と自分が可哀想で涙さえでてた。
半年たってやっと自分の担当の仕事が安定してきて、なれてきたけど、この御節は予想を遥かにこえた量と手間です。
その後は3人がかりで「ゆりね」の掃除。。これも永遠か?と思うくらいの量で最初はおしゃべりしながら和気藹々とやっていたのがそろそろ片付けをしなければならない時間になっても終わる気配がない。って状況になったらみんな眼はうつろ。黙々とさぎょう。
2時間もゆりねだけを見て掃除してると、自分が誰だったかすらあんまりわからなくなる。
板前さんたちの下ネタは8年くらい厨房で生活しているので慣れたもんだが、突然隣の子が
「あ~おっぱいもみてえ」
などとつぶやいているのをきいて、
「自分のもんどけば?」
みたいなひどいじょうたいになる。 勿論ほとんど男みたいな史は女だってコトはすっかり忘れられてるから対象ではないから別にイインだけどね。
これから後3週間、正念場でございます。はい。がんばります。
さて平和な家庭の食事に移行しましょう。
・ビーフグラタン
・キャベツのツナサラダ
・キャベツの芯のスープ
・カレーの残り
・べったら漬け
以上。
特大キャベツが我が家に来てから早2週間。で、一生懸命影にオモテに使って参りましたが、正直いい加減きゃべつには飽きてきた。
しかし駄目にしてはいけないし、でももう「いやだー」という感じになってきたので、
きゃべつ、最後の決戦
DAYにしようと心に決めました。 かといってロールキャベツなどの代表キャベツ料理は実はそんなに消費量が多くないため無敵の塩もみ。で、かさを三分の一にすることに決定。
とにもかくにも千切り。山盛りきゃべせんに塩をふりふり。しばらくおいてもみもみ。
ツナ缶のヘルシーライトを少しオイルを切って、その残りのオイルごともんだキャベツとまぜこぜ。
色合いがあんまり地味だったから青紫蘇の千切りも混ぜてキャベツナサラダとなりました。
千切りにするにはきついわね、、ってところはザク切りにして鶏がらスープの素と胡椒、ごま油のみの汁にぶちこめばキャベツの甘みとあいまって、キャベスープの出来上がり。天盛りはみょうがの千切りでなんとか誤魔化す。
グラタンは手抜きグラタン。ベシャメルは作らずに「ホワイトソース」の缶詰にお願いしました。
「出来合いのものは絶対使わん!!」って頑固ババアだったんだけど、最近頼るようになってきちゃった。出汁とか、ストックとかさ。本当はちゃんととりたいけど、出汁パックで勘弁!みたいにね。
作った方がおいしいのは百も承知。自分の元気度と料理パワーと相談して使うようになってきました。
作らない・・・よりはイインじゃない?みたいな安直な迎合した考え方。でもいいんじゃな~い?
グラタンはかんちんこんちんでひき肉をニンニクと炒めて油を少しきり、玉ねぎがなかったから長ネギのみじん切りとナツメグ、クローブ、オールスパイスで香りをつけて塩胡椒であじをつけただけ。
ヒャッキンで買ったグラタン皿に肉を敷き詰めてホワイトソースをかけてしばらくオーブン。
ぐつぐついってきたら溶けるチーズのシュレッドとパン粉を上にふりかけてまたオーブン、。2度目は高温でパリッとさくっと焦げ目をつける程度でOK。
本当はパセリなど散らしたら綺麗だったんだけど、なかったからプレーンで。
全部で30分とかからない、夕飯となりました。
「いただきまーす。」
グラタンはチーズからも油がでるのでもう少し真剣に肉を炒めた時の油を切っておけばよかったかな?
あんまりヘビーだと気持ち悪くなるし、沢山たべれないからね。
夕飯の時間が唯一2人がゆっくりできるとき。だからどんなに手抜きでもそれなりに作って、ゆったりよもやま話ができる。
そんなのが、実際の生活から、根つめて眼が血走ってイライラした余裕がなくなるほどのすごい料理を作るより
大切かもな。
って思い始めてきました。余裕と遊び。 結婚生活のキーワードな気がします。っていってもまだ1年の若輩ものですが・・・
どちらかが弱ってる時、どちらかが余裕さえもっていれば、疲れているながらも幸せを維持できる。
気がします。 たまの手抜きはとっても良いこと。罪悪感は感じずに、それを楽しんだりそこで休息、エネルギーをたくわえたり。
そうやって日々を楽しんでいきたいものですね。
では今日はここまで。
お疲れ様でした。明日も良い一日を。
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